2015年度第3四半期決算を発表

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2015年度第3四半期決算を発表

1月29日(金)15時50分に大同特殊鋼の2015年度第3四半期連結決算を発表しました。当社は3月期決算ですので、今回の発表内容は2015年4月1日から12月31日までの9カ月間を対象としたものです。当第3四半期連結累計期間の売上高は3,459億5,300万円で前年同期比4.2%減、経常利益は184億6,600万円で同13.0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は65億6,400万円で同29.4%減でした。詳しくは「平成28年3月期 第3四半期決算短信」でご確認いただけます。

ちなみに現在、当社は東京証券取引所1部および名古屋証券取引所1部に上場、証券コードは5471です。

ところで、創業期の売上高や利益を現在と比較してみようということで、当時の事業報告書を調べてみました。ここでは、創業8年目の1923年から1931年にかけての9年間の業績を紹介します。

 

もちろん貨幣価値が異なりますし、連結決算の現在と単純に比較できるはずもありませんが、例えば、1923年上期の売上高は約35万円、2015年度上期の売上高は2,338億円ですから60万倍以上になっています。

次に、この9年間の推移を見てみましょう。1929年下期に売上高約91万円、利益金約15万円と、ともに最高の値を記録していますが、わずか2年後の1931年下期には売上高が6割近く減少し約39万円、利益金に至っては約2.4万円の損失を計上しています。1929年12月に始まった世界大恐慌をきっかけに経済状況は一変し、当社も苦境に陥ったことが分かります。

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