インターモールド2016、あす4月23日まで開催

当サイトでは4月に当社が出展した「高機能金属展」、「2016国際ウエルディングショー」、「TECHNO-FRONTIER」、「MEDTEC Japan」をご紹介してきましたが、今月の最後を飾る展示会は20日からインテックス大阪で開催中の「インターモールド2016」です。

インターモールドは最新の金型加工技術が集まる専門展示会で金型展、金属プレス技術展も同時に開催されています。

当社ブースは6B号館(ブース番号 6B-921)入り口から右手側に位置する、黒を基調にしたブースです。

今回の出展製品は工具、金型、部品の寿命を伸ばす硬質皮膜用ターゲット材、そして加工時の振動を低減する制振合金を組み込んだ工具保持具です。

まずは、硬質皮膜用ターゲット材のご紹介です。4月4日にプレスリリースした硬質皮膜用チタンモリブデン系ターゲット材「STAR-TM³(スター・ティー・エム・キューブ)」を高機能金属展(東京ビッグサイト)に続き、関西でも紹介させていただく機会をいただきました。”硬質皮膜”とは、切削工具や金型の表面に施して、工具や金型の表面を硬くするなどして特性を持たせ、寿命延長を図る膜のことです。そして、”ターゲット材”は複数の金属を溶解・焼結して板や円盤状にしたもので、アルゴンイオンや電子ビームなどを当てて、ガラス基板や工具などの表面に膜を作る際に使用される製品です。

成膜条件により、チタン系硬質皮膜の標準的なゴールド、ブロンズなどの他、ローズゴールド系の発色が可能で、意匠性にも優れている点に特長があります。

続いて、制振合金スターサイレント組込工具保持具をご紹介します。

スターサイレントはMn-Cu系の合金で、外部から加わった振動エネルギーを素材内部で摩擦することによって、振動エネルギーを熱に変換する特性を持っています。スターサイレントは従来にない優れた制振性能に加え、加工性と強度を高次元で両立した制振合金です。スターサイレントを組み込んだ工具保持具は加工時の振動やびびりを吸収し、優れた切削加工性を発揮します。

今回はバイトホルダ、ボーリングバースリーブ、エンドミルコレット、エンドミル用スリーブを出展しています。

出展製品の名前はいずれもスターで始まっていますが、当社の製品は社章の☆マークにちなんだものが数多くございます。

インターモールド2016は、あす4月23日(土曜日)までの開催。最終日の終了時間は16時ですのでお気を付けください。

では、お気軽に当社ブースにお立ち寄りください。みなさまのお越しをお待ちしています。