大同の型鍛造品 リヤーアクスルシャフト

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大同の型鍛造品 リヤーアクスルシャフト

1960年代から70年代にかけ、わが国の自動車産業は目ざましい発展を遂げてまいりました。これは、わが国のGNP(国民総生産)の伸びにつれ、自動車の需要が増加したことと、欧米諸国への輸出の拡大によるものと思われます。

ここに紹介するリヤーアクスルシャフトについては、ご存知の人も多いと思いますが、自動車の駆動輪(主に後輪)に回転力を伝える車軸で、その先端のフランジ部に車輪が取り付けられるもので、自動車の部品のうちでは最も重要な部品のひとつと言えましょう。

リヤーアクスルシャフト

このリヤーアクスルシャフトは、大同における型鍛造品のうちの主力製品のひとつであり、知多、星崎の両工場で製造された鋼材を用い、豊富な実績と技術を生かし、徹底した品質管理のもとに造られるもので、国内の自動車メーカーは申すまでもなく、自動車の本場アメリカの自動車メーカーにも輸出され、非常な好評を得ております。

皆さん方の愛車にも、また東名高速道路を突っ走る高速バスや、土木建設現場で動くダンプトラックにも、広く大同のリヤーアクスルシャフトが使われ、日夜活躍しています。

(大同通信 1972年6月号から)

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