建設機械で活躍する鈑金溶接アイドラ

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建設機械で活躍する鈑金溶接アイドラ

今、世界のあらゆる国々で、宅地造成や道路の建設、農地開拓などが真剣に取り組まれています。これらの開発には数多くの建設機械が活躍しており、高蔵製作所で製造しているアイドラは、そのうち主力となるキャタピラー方式のブルドーザやパワーショベルに使用されています。

アイドラ

アイドラは別名を遊動輪ともいい、自動車に例えると前輪にあたります。その製造方法を大きく分けると、溶接構造の鈑金製と鋳鋼製の2種類があります。需要の傾向は、軽量化、耐久性、信頼性などさまざまな利点から大型はもちろんのこと、中・小型に至るまですう勢として鈑金製の方向にあります。

高蔵製作所鋼磯部門では、長年にわたる溶接技術を駆使し、1962年鈑金アイドラ量産の先べんをつけました。リム素材(異形型鋼でアイドラの外輪となるもの)の供給を鋼材部門から受け、これを切断 – 曲げ – フラッシュバット溶接 – 成形後、各種の部品を溶接して熱処理 – 機械加工を加え完成品にします。この溶接用心線には当社製DS1が使用されています。

鈑金アイドラは、ユーザーのニーズに沿ったものを素材から製品まで一貫して生産している点に特色があるといえましょう。

現在国内で使用中の鈑金製アイドラは、そのほとんどが当社製品で占められています。また、フランス、イギリス、オーストラリアなどの諸外国にも多くの輸出実績があり、アメリカからも商談が来ています。

(大同通信 1975年12月号から)

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