腐食にチャレンジする超耐食2相ステンレス鋳鋼 DCS1

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腐食にチャレンジする超耐食2相ステンレス鋳鋼 DCS1

各種化学工業の発達、海の汚染といった環境の変化にともなって、材料の腐食環境は年々苛酷になり、腐食が原因となって装置が破壊し、大きな事故につながるといった例も出ています。このような材料の使用環境の変化にともなって、これまでのステンレス鋼よりも、数段耐食性の良い新材料の開発が強く望まれています。ここにご紹介するDCS1は、このような社会的ニーズに応えるものとして、中央研究所と鋳鋼事業部が共同開発した、超耐食2相ステンレス鋳鋼です。

DCS1の特長

・耐食性が従来のステンレス鋼より数倍優れている。
・強度が従来のステンレス鋼の2倍以上高い。

このような特長を生かし、DCS1は各種の化学・公害防止・海洋・食品機器の部品として広く使われ、好評を得ており、各種分野への利用拡大が大いに期待されています。一例として、大型タンカーのプロペラシャフトを海水腐食から保護するシャフトスリーブライナーの写真をご紹介します。

40tクラスの石油タンカー用シャフトスリーブライナー

(大同通信 1977年2月号から)

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