ステンレス鉄筋バー 金網

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ステンレス鉄筋バー 金網

ステンレス金網(SUS430)

世の中は「軽薄短小」ブームですが、建設業界も例外ではありません。高層ビルの外壁用等に使用されるコンクリートパネルを、「よリ軽く、より強く」する目的で、あるゼネコンではCFRC(炭素繊維補強コンクリート)を開発しました。東京で建設された高層ビルに、このCFRCパネルが使用されました。径が毛髪の3分の1、長さ20~30ミリの炭素繊維を一定量混入させたCFRCは、従来のコンクリートパネルの3分の1の厚みで、同等の強度を有するといわれています。

CFRCの骨材(異型バー・金網)はパネル成形プロセス上の理由等により耐食性を要求されますが、種々検討の結果、骨材として世界で初めてステンレス(SUS430)が正式採用されました。

ステンレス鉄筋バー(SUS430) 

当社は材質選定の初期段階からデータやサンプルを提供してきましたが、幸い他社に先駆けて受注することができ、川崎工場で生産中です。

炭素繊維が、より安価に入手できるようになれば、コンクリートの世界は大きく変貌を遂げるかもしれません。同時に、骨材としてのステンレスも一層注目を集めることでしよう。

(大同通信 1984年10月号から)

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