大同の橋梁部品 ローラーおよびプレート

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大同の橋梁部品 ローラーおよびプレート

ローラー支承を使用した荒川湾岸橋

近年、橋梁は輸送量の増大、自動車の大型化等のため、老朽化が激しいこと、また新幹線の延長や高速道路の新設等もあり、需要が増加しています。

当社で製造している橋梁用ローラー、プレートは、橋の橋脚と横桁をつなぐ部分に使用され、上部の全重量を支えるだけでなく、熱膨張や地震によるひずみ等を吸収する重要な役割を果たしています。

ローラー支承
ローラー支承概略図

本州四国連絡橋のように、海風にさらされながら100年もの耐用年数を要求されるものには、高硬度耐食性ステンレス鋼〈SSR-C13B(SUH616改良鋼)〉が使用されます。

本州四国連絡橋については、既に大鳴門橋、亀浦高架橋、門崎高架橋、番の州高架橋、撫養橋等に当社のローラーやプレートが使用されています。また、与島高架橋のローラーとプレートを製造中で、これらは当社で検査後、支承メーカーに納入し、鋳鋼品とセットされて現地で組み立てられます。

(大同通信 1985年3月号から)

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