大同のチタン製印鑑 ”翔輝”

topics

大同のチタン製印鑑 ”翔輝”

チタンは光沢を持った銀白色の金属で非常に軽く、また強く、耐食性にも優れています。このため、航空、宇宙、化学、海洋等、最先端分野のみならず私たちの日常生活にも幅広く使われ始めています。しかし、チタンはアルミ精錬以上に電力使用量が多く、また切削、接合、成形、着色等利用加工技術が難しいため、コストが高くなることが問題とされています。

このような問題を克服して、商品開発部はわが国で初めてチタン製印鑑の製造開発に成功し、販売を開始しました。チタン製印鑑〔商品名「翔輝」(しょうき)〕は、実用性のみにとどまらず、装飾性をも兼ね備えた新時代の開運印として注目されることでしょう。また、東洋運勢学協会により入念な印相鑑定、印刻が施され、さらにイオンプレーティングにより、現代のセンスにフィットした美しいカラー印鑑に仕上げました。

チタン製印鑑 ”翔輝”

また、お客さまのご希望により独自の技術で星座を模様付けしたことも大きな特長といえます。印鑑として最も忌み嫌われる印字の変形や欠けがなく、摩耗も少なく、文字や輪郭が鮮明に写り、朱肉とのなじみがしっとりとして非常に使いやすくなっています。

ワシントン条約によって象牙の輸入が困難となり、これに代わる印鑑材料としてチタンは大きくクローズアップされることでしょう。結婚、就職、成人、昇進、餞別等さまざまな機会に、また贈答品としても拡販が期待されます。

(大同通信 1987年12月号から)

43/429

関連記事RELATED ARTICLES