赤坂の夜を彩る大同のモニュメント

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赤坂の夜を彩る大同のモニュメント

ステンレスの門扉やフェンスでおなじみのエクステリア製品が、東京・赤坂の夜を彩っています。赤坂見附駅のそばの田町通りにあるこのモニュメントの特長はオールステンレス製で、照明装置として「ルミライト」を使っていることです。「ルミライト」とは、近紫外線を発光する「ブラックライト」を特殊な蛍光塗料に照射することにより様々な色彩反応をさせる方法で、昼と夜の表情が変化するのが魅力です。

赤坂の夜を彩る大同のモニュメント赤坂の夜を彩る大同のモニュメント

高さ8m、幅1.5mのモニュメントは港区の花「ハナミズキ」の樹木を形どったもので、日中は太陽の光をいっぱいに浴びたステンレス製の葉がきらきらと自然の風に揺れ、夜はブラックライトの照光で13色の色とりどりのハナミズキの花が咲き乱れます。そして夜の帳が探まるにつれ徐々に明るさを増し、「ハナミズキの表情」が華やかに変わっていきます。

大同特殊鋼は製造全般と施工を担当しました。花に塗られた特殊蛍光塗料はドイツとの特許契約を持つ塗料メーカーの支給品です。この「ルミライト」は、この他イベント用の各種モニュメント、サイン、埋設電線トランスの広告看板、照明付きフェンス等様々な分野への適応が考えられています。みなさんの身の回りでたくさんの「ルミライトモニュメント」が見られるようになるといいですね。

(ふれあいDAIDO 1997年8月号から)

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