アルミ押出用ダイスに熱間ダイス鋼 DHA1、DH62が活躍
当社の熱間ダイス鋼DHA1、DH62はアルミ押出用ダイスとして、建築用の各種アルミサッシ、ステレオパネル、野球バット等の製造に使用されています。
このダイス鋼は、図に示すように、押出機の心臓部に使用され、大切な役割を果たしています。写真1はダイス鋼に型の彫られたところを示し、写真2は押し出された、各種アルミ製品の断面を示しています。
押出ダイスは、製品の形状が複雑で、約600℃という高温、2,000~10,000トンという高圧力のもとで使用されるので、品質に対する要求も厳しく、工場、販売、技術サービスの各部門が三位一体となって製造し、客先のニーズに応えています。
当社は、この分野において、かなりのシェアを占めていますが、さらに客先のニーズを正しく先取りし、製造に反映させて、一層期待に応えたいと考えています。
(大同通信 1979年3月号から)