F・スターサーモ、自動温度監視装置スタービジョン
1984年に発売した温度測定装置は主に、生産ラインに設置する固定型放射温度計「F・スターサーモ」および自動温度監視装置「スタービジョン」から構成され、保守性、取り扱いの簡易性と高精度化を追求した装置です。
固定型 F・スターサーモ
FS-06(測温範囲 600~1600℃)
FS-11(測温範囲 1100~2100℃)
すべての可動部を金属ケースに収納した、「完全密閉構造」で悪環境での使用には絶大な威力を発揮します。検出部と変換部、表示部を集約した構造は工事費やスペースの制約を少なくする他、据付調整作業、巡回点検時の温度確認なども容易にします。性能、精度については、携帯型スターサーモの特性を生かしており、特に最小測定径は直径4mm、クローズアップレンズを取り付ければ直径1.2mmとこれまでの固定型放射温度計の常識を破るものです。
固定型 F・スターサーモ
自動温度監視装置 スタービジョン DSV
固定型スターサーモと接続することにより容易に温度管理、記録のできる機能を持つもので、特に鉄鋼、化学、窯業、ガス、その他各業界特有の温度管理方法に合わせて、各種機能を自由に選択できる方式を採用しています。
自動温度監視装置 スタービジョン
(大同通信 1984年5月号から。現在、携帯用デジタル放射温度計 スターサーモの製造販売は終了しております。)