無接点型コードリール
従来のコードリールは、電源側プラグから固定された器具接続端子(負荷側)までの導通を維持できるように回転側(コード・リール)と固定側(外枠)との間に、摺動接点部(コンタクトリング・ブラシ)を設けていました。
このため、雑音や温度上昇の一要因ともなり、この点において厳しい用途には制約を受けることもありました。そこで開発されたのが、摺動接点部を取り除いて、電源側から器具接続端子までを一本のコードでつくりあげた無接点型コードリールです。電話機用に採用され、好評を得ています。
電話機用コードリール
特徴
- 1本のコードが伸縮する
- ノイズの発生がゼロ
- 接点がないので安全性大
- 多芯コードの使用も可能
主な用途
通信機器・音響機器・OA機器など
(大同通信 1986年11月号から)