センサ実習装置
ここで紹介するセンサ実習装置は、中央研究所応用開発室と第13研究室共同の自主管理活動の中から生まれたもので、測定台と十種類のセンサ基板のセットで構成されています。
測定台内部にはマイクロコンピュ一夕とモータが内蔵されており、センサからマイクロ・コンピュ一夕・プログラミングを利用したフィード・バック制御まで、メカトロニクス技術に関して幅広く実習できるようになっています。
この実習装置は1986年から当社の技術学園でメカトロニクス教育実習用に使用されており、十分な教育効果を確認しています。また、そこでの使用実績から幾多の改善を加え、写真(下)のように完成度の高いものができあがりました。
センサ実習装置の外観(超音波センサと測定台)
1988年夏には商品試作も完了し、企業内教育用あるいは専門学校教育用のメカトロニクス教材として販売を開始しました。
(大同通信 1988年10月号から)