機械加工品に置き換わる大同のロストワックス鋳造品
ロストワックス製品生産の伸びは、毎年15~20%は確実に伸びると予想されています。産業界では、機械加工で製造されていた複雑な部品の原価低減が強く要望されており、これを解決する一つの有力な手段として、ロストワックス鋳造品か注目されてきました。
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このような状況のもとで、当社は1972年7月に米国有数のメーカーであるヒッチナー社と技術提携し、この6月から大同製鋼の新製品として、ロストワックス鋳造品の製造販売を開始しました。
ロストワックス鋳造品の特長
(1) 自由な設計が可能である。(複雑な製品の製造かできる)
(2) 寸法精度がよい。
(3) 鋳肌がなめらかである。(並加工のなめらかさ)
(4) 材質的には、ほとんど制限がない。
ロストワックス鋳造品の用途
(1) 複雑な曲面をもつ製品
(2) 機械加工後に溶接組立される製品
(3) 機軸加工の困難な材質の部品
産業分野別では内燃機関、産業機械、スポーツ・レジャーなどに広く用いられています。
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