革新プロセス「レビアトマイズ」開発
大同特殊鋼は、チタンのゴルフヘッド製造で培ったレビキャスト技術をベースにレビアトマイズ設備(レビテーション溶解炉+ガスアトマイズ装置)を独自に開発し、低酸素活性金属合金のアトマイズ粉末量産化に成功しました。
レビアトマイズ設備
レビテーション溶解
高周波電流による磁気の力で溶解金属を半浮揚状態にし、ルツボの側壁と非接触で溶解する技術。
ガスアトマイズ
不活性ガスアトマイズにより、高純度粉末を製造する技術。
設備の特徴
- 低酸素化の実現
- 高効率で粉末の製造が可能
- 微粉末製造が可能

活性金属
酸素、窒素などの成分と非常に結合しやすい金属元素で、チタン、希土類金属などがあります。この活性金属は高温になると酸化物と反応して自己酸化するため、セラミックス系の耐火物ルツボで酸素レベルを一定水準以下にすることが大変難しいです。

活性金属合金アトマイズ粉末の用途例



(ふれあいDAIDO 2002年7月号から)