大同スターテクノ株式会社
1956年、榛名鋼業(株)(現大同スターテクノ(株))は関東製鋼(株)(現大同特殊鋼渋川工場)が業務拡大の一環として、事業場内の整備作業と製品の販売を目的に設立。その後、創業当時は東京・日本橋にあった本社を関東製鋼(株)内に移転しました。1964年に関東製鋼(株)と大同製鋼(株)(現大同特殊鋼)が合併し、榛名鋼業(株)も関連会社に加わると、大同製鋼(株)渋川工場(以下、大同渋川工場)の鋼材・鋼片の研削、切断作業を始めました。また、シートバー圧延後の工程も担当。1966年には燕工場を建設し、シートバー連続焼鈍炉の稼働を開始しました(1998年に燕工場を閉鎖し、シートバーから撤退)。1997年、機械加工部門の充実のため、吉岡工場(群馬県北群馬郡)を開業。2000年、大同渋川工場から鋼材整備部門の業務移管を受けました。
創業45年を迎えた2001年、大同スターテクノ(株)に社名を変更すると、同年に大同渋川工場から機械加工部門、翌年にも製鋼鋳込の業務移管を受けました。また、タービン発電機用翼車板加工の迅速化を図るため、新鋭立旋盤を吉岡工場に導入しました。2003年、コイル整検作業を行っていた圧延部門を撤収。2005年には吉岡工場の機械加工、2008年には大同渋川工場内の立旋盤工場を増強しました。2010年、大同特殊鋼川崎テクノセンター内に川崎工場を設け、機械加工部門を拡大。さらに、2011年には川崎工場において、ボイラースーパーチューブ事業を開始し、その後、ドリルカラーの加工、ブレード検査まで業務を拡大しました。現在では、渋川・吉岡・川崎の3拠点を連携し、多彩な設備でハイレベルな加工に取り組んでいます。
会社概要
社名 | 大同スターテクノ株式会社 |
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設立 | 1956年2月 |
所在地 | 群馬県渋川市石原500 |
事業内容 | 鍛造・火造品・シャフト等の機械加工、鍛造品整備・検査、機械設備工事等の請負 |
(ふれあいDAIDO 2015年1月号から)