大同のチタン

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大同のチタン

チタンは砂鉄中にも含まれ、資源としては地球上に豊富に存在しています。しかし、比較的歴史の浅い金属であるため、精錬、加工技術などは十分開発されていません。現状の需要は宇宙、航空機産業と一般化学的用途に限られていますが、その優れた特性から、21世紀にはアルミに次ぐ第3の金属に成長するといわれています。

チタンの特長

  • (1)比重が軽く、鋼の約60%である。
  • (2)比強度(強さと重さの比率)が、オーステナイト系ステンレス鋼の約2倍である。
  • (3)海水、塩化物、塩素に対する耐食性が抜群である。

軽くて比強度が強いため、航空機用として米国、ソ連などでは大量に使用されています。

一方、海水、塩化物などに対する耐食性が優れていることから最近、原子力、火力発電用復水管、海水淡水化装置用熱交換器、ソーダ電解用電極、その他化学プラント用として注目されており、市場の広がりが期待されています。身近な例では、家庭用ミネラルウォータ生成器用電極として、当社の材料が使われています。

家庭用ミネラルウォータ生成器
チタンが使用されている部品

現在、当社では製品形状として線材(コイル)、棒材、鍛造スラブを渋川、星崎、知多の各工場で生産しています。

(大同通信 1976年1月号から)

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