HDDの強い味方 高耐食ステンレス快削鋼 DHS1

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HDDの強い味方 高耐食ステンレス快削鋼 DHS1

普段は当たり前に使っているパソコンですが、中にはHDD(ハードディスクドライブ)という小さな働き者が入っています。HDDは記憶媒体であるメディアや、情報を読み書きする装置、その駆動装置などで構成され、パソコンにはなくてはならない装置です。小さく、薄く、狭いところで要求されるのは速さ、正確さ、大容量。そんなところで、大同特殊鋼の材料が大活躍しています。

中でもホットな素材が、高耐食19Crフェライト系ステンレス快削鋼「DHS1」です。スピンドルモータの一部にはフェライト系の快削ステンレスが使用されますが、快削成分である硫黄が原因で硫黄を含むガス(アウトガス)が発生します。これが原因で、精密な配線を腐食させるトラブルが起こっていました。でも、この「DHS1」なら、そんな心配はいりません。その上、サブミクロンの寸法精度が要求される部品に不可欠な「被削性(削りやすさ)」にも優れています。

HDDの主要部品

図445

 

大同特殊鋼の材料は、様々なところで電脳社会を支えています

図446

(ふれあいDAIDO 1999年10月号から)

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