造り続ける 信頼のもとに マンガン鋼クロッシング

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造り続ける 信頼のもとに マンガン鋼クロッシング

1946年、築地工場(現 大同特殊鋼(株)築地テクノセンター)において、列車の線路と線路が平面交差する分岐点“クロッシング”の生産が始まりました。現在では、(株)大同キャスティングスが「マンガン鋼クロッシング」オンリーワンメーカーとなり、新幹線用「ノーズ可動クロッシング」は国内シェア100%を誇ります。クロッシングは列車走行時の激しい衝撃に耐え得る強度と品質が求められます。60年以上前に得た信頼は、レールのように今の時代へとつながっています。

最終組合せ作業の踏面研削(2012年)最終組合せ作業の踏面研削(2012年)
踏面研削と転換力試験 建屋内は土間だった(1970年)踏面研削と転換力試験 建屋内は土間だった(1970年)
新幹線用ノーズ稼働クロッシング新幹線用ノーズ稼働クロッシング

信頼の源

ノーズ可動クロッシングを組立て後、車両通過部分の踏面を、機械研削して高さを合わせます。しかし、さらに精度を上げるには、熟練した「人の手」による最終調整が不可欠。機械ではできない部分や最終精度調整には、経験に基づいた「匠の技」が生きています。

(ふれあいDAIDO 2012年7-8月号から)

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