フジオーゼックス株式会社

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フジオーゼックス株式会社

フジオーゼックス(株)は1951年12月、各種自動車用、船舶用、陸用エンジンの吸排気弁、その他関連部品の製造販売を目的に園池バルブ(株)として発足しました。翌年、社名を富士バルブ(株)に改称。東京都大田区で操業を開始しました。

1953年、大同製鋼(株)(現大同特殊鋼)が資本参加すると自動車部品の品質向上に成果を上げ、1960年に世界的な総合部品メーカーである米国TRW社とエンジンバルブ製造における技術提携を締結、1962年には量産ラインが完成しました。1965年、資本参加を得たTRW社の生産方式を参考に藤沢工場(神奈川県)を建設。同年、米国アームコ・スチール社が所有していた硬質、耐熱、耐食合金鋼と、それによって製造した排気弁に関する特許の実施権をTRW社から取得しました。

1970年に本社工場を藤沢工場に集約、1989年には新たに静岡工場を建設し、翌年生産を開始しました。富士バルブ(株)に改称してから40周年を迎えた1992年、社名をフジオーゼックス(株)に変更すると、1994年に米国にOOZX USA Inc.を設立(2011年に清算)、2003年には本社を静岡県菊川市に移転しました。

創業当初から世界へ目を向け、韓国、タイ、米国、中国に合弁会社を設立。更なる日系自動車メーカーの海外展開に対応するため、2013年にはインドネシアに合弁会社を設立し、2014年にはメキシコへ進出しました。(2015年に米国TRW社との技術提携を解消)

1981年ごろの藤沢工場1981年ごろの藤沢工場
主力製品主力製品
本社・静岡工場本社・静岡工場

会社概要

社名 フジオーゼックス株式会社
設立 1951年12月
所在地 静岡県菊川市三沢1500-60
事業内容 各種エンジンバルブその他エンジン関連部品並びに自動車部品の製作及び販売、鋼材の加工及び加工製品の販売、工作機械の売買・修理・賃貸借及び据付工事請負

(ふれあいDAIDO 2014年6月号から)

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