大同プラント工業株式会社

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大同プラント工業株式会社

1960年、大同製鋼(株)(現大同特殊鋼)工業炉部門の熱処理炉・雰囲気ガス発生装置の設計・製作に協力する目的で、中央プラント工業(株)が設立されました。翌年、大同製鋼(株)が経営に参加し、大同プラント工業(株)に社名を変更。大同製鋼(株)の関連会社となりました。1971年には、米国・レクトロドライヤー社から技術を供給され、工業炉に用いる雰囲気ガスの除湿装置・ダイドードライヤの生産を開始(1987年に大同特殊鋼から営業権を取得)。さらに、空気や産業用ガスの除湿など、あらゆる産業へ販路を拡大しました。

1980年に営業・設計部門が所属する名古屋市中区の本社事務所を大同特殊鋼高蔵製作所構内に集約し、大同特殊鋼機械事業部との連携強化を図りました。そして、1985年に業務拡大と経営基盤強化を目的に、同業の関連会社である大同窯炉(株)と合併。この合併や自社技術の開発により、設立当初からの主な営業品目である熱処理炉に加え、ダム取水口除塵機のような産業機械や燃料転換工事などの改造工事まで手掛けるようになりました。

2001年の高蔵製作所の閉鎖、移転に伴い、本社および工場を現在地の大同特殊鋼滝春テクノセンター内に移転しました。時代の変化を的確につかんだ先進の技術をもとに、省エネ・エコなどの環境保全技術を加え、設備設計から製作、アフターメンテナンスに至るまでの一貫体制で、お客様のニーズに最適なソリューションを提供し続けています。

当社高蔵製作所構内にあった当時の本社外観(ふれあいDAIDO 1996年2月号)当社高蔵製作所構内にあった当時の本社外観
(ふれあいDAIDO 1996年2月号)
ローラーハース式連続熱処理炉ローラーハース式連続熱処理炉
吸熱形ガス発生装置吸熱形ガス発生装置

会社概要

社名 大同プラント工業株式会社
設立 1960年7月
所在地 名古屋市南区滝春町9番地
事業内容 設備の設計・製作・メンテナンス

(ふれあいDAIDO 2015年4月号から)

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