砂金採取船製作事業に進出

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砂金採取船製作事業に進出

1931年の金輸出再禁止措置に端を発した金の価格暴騰を受け、金鉱開発を目的とした浚渫(水底をさらって土砂を取り除く)用鋳鋼部品の受注が激増しました。その流れの中、当社は砂金採取船の製作事業に進出します。1936年には朝鮮平安南道順安採金(株)から1隻を受注し、翌年の納入に至りました。しかし、1937年の日華事変を機に日本経済が軍需産業を中心とした戦時体制へ移行すると、採金ブームは衰退。当社は砂金採取船製作事業から早々と手を引きました。

朝鮮平安南道順安採金(株)に納入した砂金採取船
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