大同ハーラー式電気集じん機

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大同ハーラー式電気集じん機

機械事業部が、バグフィルタ式(ろ過式)集じん装置の製作を始めたのは1962年ごろのことです。製鋼工場から排出していた赤褐色のばいじんを追放したのも、日本で初めて開発に成功した当社の建家集じん装置でした。そして、これまでに製鋼電気炉用を主力に100基以上を納入しています。

大同ハーラー式電気集じん機

一方、汚染規制の強化、省エネルギーの要望、経済低成長の影響を受け、設備費が安く、消費電力が少なく、しかも集じん効率も高い電気集じん装置の開発が待望されるようになりました。従来の電気集じん装置は、高価で運転調整が面倒な上に、また効率もバグフィルタ式より劣るという欠点がありました。

これらの欠点を解決した新製品として注目されているのが、大同ハーラー式電気集じん装置です。この装置の特長は、集じん極と放電極にパイプを用い、魚骨状の放電針から効率的なコロナ放電を行ない、また放電極側にも逆帯電粒子を捕集する集じんパイプを配列した独特の構造にあります。

そして課題であった、小型化、低電圧運転による省エネルギー化、高い集じん効率……などの実現に成功し、電気炉用など鉄鋼向けはもとより、非鉄向け、ゴミ焼却炉用など、広い分野への拡販が期待されています。

(大同通信 1977年5月号から)

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