木曽電気製鉄(株)を設立

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木曽電気製鉄(株)を設立

当社の創業期を支えたのは熱田工場のみならず、築地工場も重要な役割を果たしています。「築地」といっても東京ではなく、名古屋市港区の築地、現在の築地テクノセンターです。

名古屋電燈(株)は1916年8月に(株)電気製鋼所を設立した約1年後に社内に製鉄部を設け、銑鉄不足の自力解決を図るため電気製鉄の研究を開始。当時の名古屋市南区東築地5号地に新たに工場を建設しました。

そして、1918年6月に逓信大臣に電気化学事業兼営の認可申請書を提出し、8月に認可を受けました。

逓信大臣が電気製鉄事業兼営を認可逓信大臣が電気製鉄事業兼営を認可

その後、9月に電源開発と電気製鉄製鋼事業を主目的とする新会社 木曽電気製鉄(株)を設立しました。この結果、名古屋電燈(株)で配電事業、木曽電気製鉄(株)は電気製鉄業と水力電源開発および電力卸売供給事業をそれぞれ受け持つ分業体制を確立しました。

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