名古屋汎太平洋博覧会

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名古屋汎太平洋博覧会

1937年5月に出展した「名古屋汎太平洋博覧会」の(株)大同電気製鋼所の展示風景を撮影した一枚。

上部に表示された製品名を右から順に並べると、大砲印高速度鋼、鎗印炭素鋼、特殊工具用鋼、一般構造用鋼、不錆鋼、航空機用鋼、兵器・自動車用鋼、スプリング鋼、車軸鋼、マンガン鋼製特殊軌条、特殊鋳鋼、普通鋳鋼、発條、合金鉄、電気溶解炉、電気加熱炉、鉱山用機械、砂金採取船と18種類の製品を確認できます。1928年に出展した「御大礼記念国産振興東京博覧会」と比べると、鋼種の数は大幅に増加し、新たに発條(バネ)や電気炉が仲間入りしました。

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