技能者、中堅技術者を自社で養成

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技能者、中堅技術者を自社で養成

1937年の星崎工場操業開始をはじめ、築地工場などの設備拡充、各工場の新設に対応するため、工場従業員の獲得、技能者の養成は喫緊の課題となりました。1939年の工場事業場技能者養成令施行を機に、当社は従来の徒弟工制度を廃止し、規則立った教育を開始。1940年5月には大同製鋼技能者養成所を開設、6月には大同製鋼青年学校を開校し、入社する少年工全員は両者の教育を修めることとなりました。

少年工の実習
大同製鋼青年学校(1944年)

また、教育に特別の情熱を注ぐ社長の下出義雄は中堅技術者の自家養成に着手。旧制専門学校程度の特殊鋼の製造技術を身につけさせるため、同年4月に大同特殊鋼技術者養成所を開所。1943年に同所は大同製鋼専門技術者養成所と改称し、ますますの発展を遂げました。

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