大同の溶接リング

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大同の溶接リング

大森工場から高蔵製作所へ移管されたリング製造ラインは順調に生産体制が整い、1977年6月中旬から稼働を開始しました。

リング製造ライン

リングは、航空機のジェットエンジンをはじめタービン、電動機、染色機械、水力機械、建設機械、食品機械、化学プラント、バルブ、ポンプなど各産業界において需要があります。

大同の溶接リング

主な特徴

寸法

大は3500Φ、小は150Φまで可能。指示寸法に対し、平角材、異形材などを素材にあてて客先における、後加工の切削代を少なくしています。

材質

超耐熱合金、ステンレス鋼、非磁性材、構造用鋼、普通鋼など。(アルミニウム材試作中)

数量

ごく少量(小ロット)のものまで可能

溶接リングは溶接部の強度が母材と同等の強さを持つなど、その優れた特性から将来伸びる要素を秘めており、需要業界が大同の溶接リングで埋められる日を願って、受注増大と生産に取り組んでいます。

(大同通信 1977年8月号から)

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