8200型 MLSS計 廃水処理装置 管理用計測器

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8200型 MLSS計 廃水処理装置 管理用計測器

大同の廃水処理装置は、売上も急速に伸びて機械事業部の主力製品になりつつありますが、今回は水処理装置の中でも異色の商品であるMLSS計をご紹介します。

MLSS計

生活廃水などの処理方法として、廃水をばっ気(撹拌して空気中の酸素と混合させる)し、微生物(バクテリヤ)の増殖を利用し、浄化する活性汚泥法が用いられます。この生物学的処理が順調に行われるためには、ばっ気槽内の混合液中の浮遊物質量(Mixed Liquor Supended Solids、略してMLSS)を適正範囲内に保つ必要があります。

MLSSの測定は、今までは重量法によって1回の測定に2~3時間をかけて行われ、ばっ気槽の管理を困難にしていました。

米国キーン社の8200形MLSS計は、光学的方法でMLSSを瞬時に測定し、連続記録はもちろん自動制御も可能なため、処理プラントの管理の改善と省力化にきわめて有効で、東京都はじめ各地の処理場で採用され好評を得ています。現在は装置を輸入し販売していますが、販売数の増加により、近く国産化を実施します。

なお同種の製品に、返送汚泥用高濃度MLSS計(8220形)および沈降槽スラッジレベル制御装置(8100形)があり、これらにより下図のようなシステムで最適な制御が可能となります。

制御例

(大同通信 1975年8月号から)

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