センバツ発祥の地

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センバツ発祥の地

球春到来!

3月20日に第88回選抜高校野球大会が開幕します。高校野球といえば甲子園球場がおなじみですが、第1回のセンバツ開催地が甲子園球場ではないことをご存じでしょうか?1924年に開催された第1回全国選抜中学校野球大会は、名古屋市の八事にあった山本球場が会場となりました。

今回はセンバツ発祥の地を訪ねてみました。

センバツ発祥の地

八事の坂道を昇った先のマンションが建ち並ぶ一角に、センバツ発祥の地はあります。そこには、白球に見立てた大きな丸い球を高らかに掲げた石碑が存在します。この碑のある位置は、第1回大会当時の本塁付近だそうです。山本球場は1922年に完成した名古屋で最初の本格的球場でした。1947年に社会人野球チームの名古屋鉄道局の本拠地となった以降は、国鉄八事球場として親しまれていました。

第1回全国選抜中学校野球大会には8校が参加し、高松商業が優勝しました。当時の高松商業の監督は、後の当社第8代社長で中興の祖でもある石井健一郎です。石井は高松商業で野球部に所属し、名古屋高商(現名古屋大学経済学部)にも野球が縁で進学し、同校在学中の1924年に開催された第1回全国選抜中学校野球大会で母校高松商業の監督を務め、チームを優勝に導きました。その後、1926年に大同製鋼(株)に入社。頭角を現した石井は1958年3月に社長に就任。モータリゼーションの到来を予見し、知多工場建設を決断するなど当社の飛躍発展への道程を先導しながら、画期的な経営施策を打ち出し、1973年の退任まで15年にわたり社長を務めました。

第1回大会優勝 高松商
第1回センバツ優勝監督でもある
当社8代社長 石井健一郎

高松商業(香川)は今回のセンバツに20年ぶり(26回目)に出場。秋に行われた明治神宮大会で優勝している強豪チームで、5日目の第2試合でいなべ総合学園(三重)と対戦します。

東邦高校(名古屋市名東区平和が丘)

そして、当社が本社を置く愛知県から11年ぶり(28回目)に出場するのは東邦高校です。強豪チームとして有名ですが、同校とも実は当社は関わりがあります。初代社長の下出民義が1923年に「真に信頼しうる人格を形成する点に重きを置いて、社会の求める信用ある実業青年の育成をもって社会報恩の一端に資する」との理想のもとに、私財を投入して東邦商業学校(現東邦学園)を創立し、校主となりました。センバツでは東邦商業学校時代の第11回(1934年)、第16回(1939年)、第18回(1941年)、東邦高校に校名を変更してからは第61回(1989年)で優勝し、今大会で史上最多5度目の優勝を目指しています。東邦高校は3日目の第2試合で関東第一(東京)と対戦します。

東邦商業学校創設者でもある
当社初代社長 下出 民義
第11回、第16回、第18回大会優勝 東邦商
第61回大会優勝 東邦

このように、当社はセンバツと不思議な縁があることを今回は紹介させていただきました。

高松商業、東邦高校に限らず、センバツ出場32校の球児のみなさん、ガンバレ!

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