2016年3月28日大同 今昔物語

(株)第二大同電気製鋼所 設立趣意書

民需専門の圧延工場建設を目的に、1937年3月に設立された(株)第二大同電気製鋼所の設立趣意書を紹介します。 (株)第二大同電気製鋼所 設立趣意書 (株)大同電気製鋼所は従来特...

2016年3月25日大同 今昔物語

(株)第二大同電気製鋼所を設立、星崎工場建設へ

1936年に築地工場が軍の管理に指定されると、工場運営は軍備の大拡張を推進する軍の意向に振り回される状況に追い込まれました。軍需品の増産が相次ぐと、設備増強を繰り返していたとはいえ築地工場の生...

2016年3月24日大同 今昔物語

4工場体制

創業二十周年を迎えた1936年、(株)大同電気製鋼所は築地工場、熱田工場、福島工場、帝発工場の4工場体制を敷いていました。各工場の概要を「社史 創業二十周年記念 株式会社大同電気製鋼所 要覧」...

2016年3月22日大同 今昔物語

中興の祖 石井 健一郎

石井 健一郎 大同特殊鋼の第8代社長は石井健一郎。現在の香川県高松市で生まれ、野球が縁で名古屋の地に進学します。ふとした勘違いで大同製鋼(株)に就職した石井は頭角を現すと1958年に社長...

2016年3月17日大同 今昔物語

創業二十周年記念行事

創業二十周年を迎えた1936年は、各種の記念行事が展開されました。 創業二十周年記念式典では、勤続10年以上の社員125名が永年勤続者として表彰されました。10月25日には当社の東築地運...

2016年3月11日大同 今昔物語

手法を駆使し、設備資金を調達

熱田、築地両工場の設備拡充を進めるにあたり、当社は資金調達の必要に迫られました。まずは、大株主の大同電力(株)と木曽川電力(株)の内諾を得た上で1933年12月の臨時株主総会の承認を経て、19...

2016年3月8日大同 今昔物語

帝国発条(株)を合併、バネ生産に進出

当社は創業間もない時期からバネ用鋼材を手がけていましたが、1926年に鉄道省から使用認可を受けると同省への納入を開始しました。また、1929年に海軍購買名簿への登録を機に、帝国製作所(のちの帝...

2016年3月7日大同 今昔物語

合金鉄に活況戻る

創業時から手掛けていた合金鉄は海軍軍縮による需要減退を受け、1922年には木曽福島工場を一時閉鎖し、熱田工場に生産を集約しました。しかし、国内経済に力強さが戻ってくると、1930年に熱田工場で...

2016年3月4日大同 今昔物語

製作技術を確立した電気炉の販売を開始

当社の電気炉製作の歴史は、現存する日本最古の電気炉でもある1.5トン エルー式アーク炉をのちの第3代社長寒川恒貞が設計・製作した創業以前の1916年3月にさかのぼります。1920年には木曽電気...

2016年3月3日大同 今昔物語

砂金採取船製作事業に進出

1931年の金輸出再禁止措置に端を発した金の価格暴騰を受け、金鉱開発を目的とした浚渫(水底をさらって土砂を取り除く)用鋳鋼部品の受注が激増しました。その流れの中、当社は砂金採取船の製作事業に進...